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おばあちゃん。

2009年10月23日 00:13

何を隠そう、私は完全なおばあちゃん子だ。

と言ってもただおばあちゃんが好きと言うわけではなく、共働きだった両親に代わって文字通り育ててくれた、本当の意味での育ての親だと思っている。

いつまで経っても手のかかる孫と、いつまで経っても口うるさいおばあちゃん。

私が小さい時のおばあちゃんのイメージは力が強くてふくよかで、柔らかい感じだった。

そんなおばあちゃんも気がつけばもうすぐ80歳。

いつの間にか私の方が大きくなり、いつの間にか小さくなってしまったおばあちゃん。

腕相撲だって昔は全然勝てなかったのに、最近ではペットボトルの蓋が開けられないと嘆くおばあちゃん。

ぽっちゃりしていた体は、痩せて骨骨しくなってしまった。

毎日一緒に暮らしているのに、段々と老いて行くおばあちゃんに今だに何も恩返しが出来ない。

いつか一緒に旅行にでも・・・と思いながら数年が過ぎてしまった。

カイがいるから平日は行けない。でも平日しか休みが取れない。そんな風に言い訳して、先送りにしてきただけなのかもしれない。

先日、おばあちゃんがドラッグストアに行ってきたらしく、帰ってきたおばあちゃんが手にしていたのは何とアイブローペンシルだった。そう、眉墨。
真っ白な髪は毎月染めているけど、同時に真っ白な眉毛は自分では染められない。
普段は化粧なんか絶対しないおばあちゃん。
でも本当は眉毛が白いのが気になっていたらしい。そんなもの、言ってくれればいつでも買ってくるのに。
おばあちゃんの化粧はファンデーションを塗って紅を引くだけ。アイブローはおろかアイメイクもチークも何もない。そんなおばあちゃんが眉毛なんて書いた事あるはずもなく、アイブローペンシルを持って「描いて」と言ってきた。
笑いながらおばあちゃんに化粧をしてあげた時間。今まで一度もなかった時間。
ハリがあったはずの肌はシワだらけで、昔の面影はほとんど無くなってしまっていた。

「いつでも描いてあげるから」と言うと嬉しそうに笑っていたおばあちゃん。

そんなおばあちゃんにふと「最近オシャレ気にしてるみたいやけど、好きな人でもできた?」と聞いてみた。
もう10年以上も前におじいちゃんを亡くし、ずっと一人で頑張ってきたんだから新しい人生を送るのもいいんじゃないかって思う。
でもおばあちゃん、きっぱりとこう言った。
「そんな訳ない。私にはおじいちゃんだけや」って。

イイなって思った。ステキだなって思った。結婚して50数年。でもおじいちゃんと離れて10数年。なのにそんな風に言える関係って羨ましいと思う。
私もそんな風になりたいと思う。

近く、結婚して家を離れてしまう私。結婚して幸せになってひ孫を見せる事が、一番のおばあちゃん孝行なのかもしれない。
でも本当は結婚しても一緒に暮らしたいと思う。両親とは絶対同居なんかしたくないけど、おばあちゃんはずっと一緒にいたい。たまに喧嘩もするし憎たらしい!って思う事もあるけど、物忘れが激しくなって時に危なっかしい事もするけど、それでも側にいてほしいと思う。

正直、あとどれぐらい元気でいられるのか分からない。

ちょっとでも多く恩返しがしたいと思うけど、何をしたらいいのかもわからない。

美味しい物食べに行こうって言ったっていいよいいよって遠慮されてしまう。

来月はおばあちゃんの誕生日だから、温泉にでも行こうかと思っている。

きっとまた遠慮されてしまうだろうけど、喜んでくれるはずだと思う。

小さくなったおばあちゃんを見ていると時々無性に切なくなってしまう。

早くおばあちゃんにありがとうって伝えたい。

でもいつもと違う事をすると、気持ち悪がられてしまう。困った。

とりあえずおばあちゃんには、長生きしてもらわないと。









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